インテリア雑貨のディスプレイのコツ!おしゃれに見せるには

インテリア雑貨がセンスよく飾られているおしゃれな部屋に憧れを持つ人は多いのでは。でも、一つひとつはおしゃれなデザインのアイテムでも、いざディスプレイしてみると想像と違うといった経験はありませんか?

今回はインテリア雑貨をおしゃれにディスプレイするために、アイテムの選び方や並べ方のコツやセオリーを紹介していきます。

目次

ディスプレイするインテリア雑貨の選び方

大きめの小物を選ぶ

小さな雑貨にももちろん、かわいいものやおしゃれなものはありますが、小さな雑貨をいくつも飾っていると、雑然とした印象になってしまいがちです。インテリア雑貨をディスプレイしてスタイリッシュに見せるには、厳選した大きめの小物を置くのが基本になります。

小さな雑貨を飾りたい場合には、トレーやボックスにまとめて大きな塊をつくりましょう。

テイストやカラー、素材感を揃える

一つひとつはおしゃれなインテリア雑貨でも、テイストがバラバラではちぐはぐな印象になってしまいがちです。インテリアテイストや素材感、カラーなどを揃えることもポイント。カラーは全体で3色以内に抑えることも基本です。

インテリア雑貨のディスプレイのポイント

グルーピングしてまとめておく

1つで置いても様になるフォーカルポイントになるようなアイテムもありますが、多くの雑貨はまとめて置いた方が映えます。雑貨は2個~数個でグルーピングして、グループごとに一つの塊としてまとめてディスプレイします。また、棚の上などに、グルーピングした塊をいくつか飾る場合には、グループごとに少し離してレイアウトすることもポイントです。

余白を残す

棚いっぱいに雑貨をディスプレイすると、窮屈な印象になりがちです。雑貨は余白を残してディスプレイすると、抜け感が生まれて、スタイリッシュな印象になります。本を飾る場合にも、棚にいっぱいいっぱいに入っているよりも、上部などに空間がある方がすっきりとして見えます。

インテリア雑貨の配置の基本

インテリア雑貨をディスプレイするときには、セオリーともいえる配置の仕方の基本があります。

三角形に配置する

3つ以上の小物を飾るときには、三角形を意識して高低差が出るようにディスプレイすると、まとまりが感じられ、立体感も生まれます。

三角形をつくるには、奥に配置した高さのある小物を頂点としてディスプレイしていきますが、正三角形でも二等辺三角形でも不等辺三角形でも構いません。正三角形や二等辺三角形は安定感のあるフォーマルな印象となるのに対して、不等辺三角形は抜け感のあるくだけた印象になります。目指すスタイルや飾る小物によって向き・不向きがあります。

また、棚の上に多くの小物をディスプレイする場合には、全体が複数の三角形が組み合わさった形に配置すると、まとまりが生まれます。

等間隔で一列に配置する

同じもの、あるいは同じサイズのアイテムは等間隔で一列に並べると、まとまりとリズムが生まれます。サイズなどが異なるアイテムを並べるときには、少し離して配置しましょう。

シンメトリー・アシンメトリーを意識する

シンメトリーは左右対称で均衡がとれた配置、アシンメリトリー左右非対称な配置をいいます。シンメリトリーは安定感があり、フォーマルな印象を受ける配置です。シンメトリーは、特にホテルライクなスタイルやトラディショナルなスタイルに向いています。一方、アシンメトリーは均衡を崩して、あえてアンバランスにすることで抜け感が生まれる構成です。

小物を配置するときにはシンメリトリーにするのか、あえてアシンメトリーにして遊び心を出すのかなど意識することが大切です。シンメリトリーに整えながら、一部を崩すのもおしゃれに見せるテクニックの一つです。

まとめ

インテリア雑貨をディスプレイするときには、なんとなく置くのではなく、厳選したアイテムを一つひとつ並べていくことがポイントです。また、実際に手を動かしていくと、同じアイテムでも並べ方次第で、見え方が異なることを感じるはずです。しっくりと来るまで並べ直していくうちに、徐々にディスプレイのコツがつかめてくるのではないでしょうか。

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執筆者

運営者。インテリアコーディネーターの資格・経験を持つライター。

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